望み
ベトナム・カンボジア・ミャンマー方面を取り扱う東南アジアのオペレーター「クリエイティブジャパン」のWAKAMEです!
本を1冊読み終えました。
「望み」
小説自体はとても素晴らしいのですが、次を読み進めるのが怖く感じる物語でした。
身内から犯罪者が出るか被害者が出るかどちらを選びますか?
と問われても答えられません。
この小説は自分の息子が事件の加害者なのか、被害者なのか家族それぞれの思いや複雑な心境が表現されています。
読んでいる私も終盤まで息子さんが犯人なのか被害者なのかわかりません。
自分に置き換えながら読み進めると次のページを開くことが怖く感じました。
とても重い問いかけの小説でした。

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