世界トイレの日
ベトナム・カンボジア・ミャンマー方面を取り扱う東南アジアのオペレーター「クリエイティブジャパン」のWAKAMEです!
今日11月19日は世界トイレの日です。

国連が世界中の衛生状況の改善に取り組むべく定める日です。
世界全体では約45億人の人々が不衛生な設備を利用しているそうです。
日本は世界の中でも汚水処理、水処理の技術が高い国です。
あちこちの施設ではもうウォシュレットが当たり前の日常になっていたりしますよね。
トイレと言えば友人の悲惨な思い出をいつまでも覚えています。
今から20年以上前に私はカナダに留学をしていました。
私のステイ先は1階建てで地下室があり、その地下の2部屋をトイレ付で使えていました。
友人は別のお宅の2階建ての1軒家でした。彼女は2階の1室を使用していてトイレは2階に備えられていました。それぞれのステイ先のお家事情で利用できるお部屋が違いました。
当時感じたのがカナダは日本より水洗事情が少し劣っているなぁ・・・ということでした。
沢山のトイレットペーパーを一度に流すとすぐに詰まる現象は良くあることでした。
幸い私はあまりトイレトラブルが無かったのですが、友人は結構あちこちでトラブルに遭遇していました。
そしてホームステイをして数か月が経ち、それぞれの学生がそれぞれのステイ先の家族に馴染み始めたそのころに怖しい事件が起こるのです。
友人がある週末に彼女の家族がおばあさんを残してみんな外出しました。
このおばあさんは目がほとんど見えなくて頻繁には外出ができないのだそうです。
とても優しくてお茶目で可愛らしいおばあさん。
外国生活に慣れていない友人に良く声を掛けてくれていたそうです。
私は、素敵な人が近くにいて羨ましいなと思っていました。
その日は時々おばあさんとコミュニケーションを取ったりしながらのんびりと休みを楽しんでいたそうです。そして、トイレで用を足した後、水を流したら・・・あれ?流れないなぁ??
そして何度か水を流しました。
これによって詰まっていたのに水を何度も流したので、流した水の分が一気に溢れてきて
便器の容量を超えてしまいました。
そしてその圧力で水が逆流!!!!!
見る見るうちに水が溢れて・・・・トイレの床が水浸しに・・・
トイレの床だけでは水が受け止められず、遂にトイレから漏れて階下まで水が流れ出しました。階段の下は玄関です。玄関前まで水が流れていきました。
友人にはどうすることもできず茫然と立ちすくみました。
おばあさんも見えないので状況が判らない・・・
しばらくして、外出から家族が戻ってきて事情を説明しました。
この時の友人の心情を想像すると、胸が痛みます。
異国の地でお世話になっている優しい家族に迷惑を掛けてしまったと、辛かっただろうな・・・
修理や掃除にどれくらいかかったのか聞いていませんが、大変だったろうと想像します。
他の方々のブログを拝見していると今でも詰まりやすい状況は変わっていない様子です。
本当に日本のレベルって、技術ってすごいな!と思います。